
フランスはもちろん、ヨーロッパの蚤の市に出かけると、ラッキーモチーフとして愛されている数々のアンティークやブロカントと出会うことができます。
名のあるブランドだけでなく、縁起が良いアイテムも忘れてはならない人気のひとつです。
つばめやハトの鳥類から蝶々やトンボ、セミなどの昆虫。麦や葡萄、すずらんなどの植物…などなど挙げだすと、きりがないほど様々なラッキーアイテムがあります。
ちなみにパリ6区では「つばめ」推しです。
そして今回はそんなラッキーアイテムのひとつである「ハンドモチーフ」の商品をご紹介させていただきます。
パレ・ロワイヤルにある名店「ル・グラン・ヴェフール」オリジナルのハンドモチーフのディッシュです。1760年の創業以来、多くの著名人がこの店に訪れているそうです。ナポレオン、ヴィクトル・ユーゴ―、ジョルジュ・サンド、ジャン・コクトー、ジャン・マレ…。

この名店もラッキーモチーフ同様、名前を挙げればきりがありません。
私は訪れたことがないので、写実描写でお伝えできないのが残念です…が、その常連であった「ジャン・コクトー」が、これまたお客だった「ジョルジュ・サンド」の手をモチーフにして、1960年代に彼がお店のために作ったそうです。
小ぶりの手のひらが、ほんと~に可愛らしい!
ジョルジュ・サンドさんの手って、ほんとに小さいんですね!

アクセサリー置きはもちろん、そのまま飾ってもお部屋の主人公になるんではないでしょうか。

そしてもう一点「ハンドモチーフ」として、スペインの高級家具メーカー「バロッサバレンティ」の真鍮になります。
真鍮ならではの鈍い輝きと、重厚感ある佇まい。それでいて女性の手の温もりと優しさが伝わるクオリティに素晴らしさを感じます。
こういう感じ大好物です(笑)
幸運を願って美しくつくられたものが大切に使われて、今の時代にまで受け継がれるということが嬉しくなります。やっぱりアンティーク&ヴィンテージは素敵ですね。またまた再確認させられました。
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